特定保健指導ってどんなこと?

- 将来、脳卒中や心臓病などの致命的な疾病を防ぐために、その危険因子となる高血圧や高血糖・脂質異常を早期に発見し、更には喫煙や運動不足・食べすぎなどの生活背景をみながら、生活改善の必要度に応じて、動機づけ支援レベルと積極的支援レベルに分けます。
それぞれのレベルに応じて、指定機関の専門家(医師・保健師・管理栄養士など)が、一人ひとりの生活に合った改善策を一緒に考え、実行に移せるよう支援します。
- メタボリックシンドロームのリスクが出始めた方
初回に面接を行い、自分の生活習慣をどう改善すればよいのかを知り、目標を立て、実際に行動にうつせるようサポートし、半年後に効果を確認します。
- メタボリックシンドロームのリスクが重なっている方
約6ヶ月間にわたり、自分が実践できる目標を立て、継続的に実行していけるようサポートし、半年後に効果を確認します。サポートは個人面接・電話・メール・手紙など状況に合わせた対応が可能です。

本会における特定保健指導の特徴
- 初回面接から6ヵ月後の最終評価まで個別にて対応します。
(必要に応じて5人以下のグループによる支援を実施します) - 特定保健指導は、医療機関での受診が必要な方を除き、生活改善が必要な方に実施します。
- 初回と最終時には、血液検査を実施し実践効果を確認します。
【血液検査項目】
脂質関係(中性脂肪・善玉コレステロール・悪玉コレステロール)
糖質関係(血糖・HbA1c)尿酸(UA) - 社会資源を有効活用し、運動定着化に向けた具体的な運動教室への参加等、仲間づくりにも配慮します。
- 初回面接を行ってから1ヶ月に一度は、個別面接や電話等により支援を行います。
厚生労働省の標準支援ポイント:180ポイント
本会実施支援ポイント:210ポイント

初回 | 初回面接(40分) | 行動目標・計画の策定 |
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2週間後 | 電話支援B(5分) | 状況確認と励まし |
1ヶ月後 | 電話支援A(10分) | 状況確認と行動計画の再設定 |
2ヶ月後 | 電話支援B(5分) | 状況確認と励まし |
3ヶ月後 | 個別支援A(30分) | 中間評価と行動計画の調整 |
4ヶ月後 | 電話支援B(5分) | 状況確認と励まし |
5ヶ月後 | 電話支援A(10分) | 半年後の最終評価に向けての状況確認 |
6ヶ月後(最終) | 個別面接[評価](20分) | 身体状況や生活習慣に変化が見られたか確認・評価 |
※A:積極的関与タイプ B:励ましタイプ
特定保健指導チラシ ダウンロード[PDFファイル/307KB]