健康寿命
従来、健康状態を示す指標として広く『平均寿命』が用いられてきました。その間、日本人の平均寿命は医学技術の進歩、生活水準の向上から著しく伸長し、世界一の長寿国となっています。
日本 | 男性 | 81.47歳 | 女性 | 87.57歳 |
---|---|---|---|---|
福井県 | 男性 | 81.98歳 | 女性 | 87.84歳 |
※ 全 国:厚生労働省公表 令和2年簡易生命表より
福井県:厚生労働省公表 令和3年都道府県別生命表より
その一方で疾病構造も変化し、がんや循環器疾患等の生活習慣病が増加しており、それに伴う「寝たきり」や「認知症」といった障害も増加しています。これらの生活習慣病や障害は生命を奪うだけでなく、身体の機能や日常生活の質を低下させることから、その予防が重要視されています。
これらの事から、従来の「平均寿命」では不十分となってきており、「人生の中で寝たきりや認知症にならないで健康に生活できる期間」である「健康寿命」を新たな指標とし、その延伸と生活の質の向上が今後の重要な課題となっています。
福井県の健康寿命
男性 | 女性 | |
平均寿命 | 81.98歳 | 87.84歳 |
健康寿命 | 73.20歳 | 75.74歳 |
障害期間 | 8.90年 | 12.10年 |
※厚生労働省公表 令和2年健康寿命の算定結果の概要:全国の推移より