ウォーキング


近年、運動への関心が高まり、ウォーキング人口が増えてきました。
ウォーキングはいつでも、どこでも、誰でもできる身体に優しい運動で、いろいろな効果をもたらします。
ウォーキングを続けると・・・
- 『生活習慣病の予防』
- 体内に十分な酸素を取り込みながらの有酸素運動であり、脂肪を効率よく燃焼させ、心肺機能の向上や肥満の解消に効果的です。
- 『骨粗鬆症の予防』
- 骨は歳とともにもろくなり、折れやすくなります。
歩くことで筋肉と骨を鍛えることができます。
- 『老化の防止』
- 歩くことで体全体の筋肉を鍛えます。それにより、血流が良くなり、大脳の働きも活発になります。
- 『美肌効果』
- 運動を続けると、皮膚の新陳代謝が活発になり、老廃物の分泌を促して肌が美しくなります。
- 『美しい体に・・・』
- 体の余分な脂肪を追い出すには、30分以上歩きましょう。適度な減量でより美しい体にしましょう。
- 『中性脂肪を減らす』
- 中性脂肪が多いと生活習慣病の引き金になります。ウォーキングなどの有酸素運動は、脂肪燃焼に効果的です。
- 『悪玉コレステロールを減らす』
- 運動は、悪玉(LDL)コレステロールを減らし、善玉(HDL)コレステロールを増やします。初めての方は、無理せず取り組みましょう。

歩くためのPOINT!

体のクセを知り、よい姿勢で
- 長い生活習慣で体にしみついたクセ(ゆがみ)は、誰にでもあります。鏡でチェックしたり、誰かに見てもらうとよいでしょう。クセ(ゆがみ)のあるまま長時間歩くと疲れやすく、ケガや故障の原因になります。
- よい姿勢をとるには
(1)両手の指を組んで裏返して頭の上に伸ばし、体全体を引き上げます。
(2)そのまま手を下ろし、かかとも下ろします。
かかとからつま先へ
- 足の重心は、かかとからつま先へ移動させましょう。親指で強く地面を蹴り上げるようにしましょう。
- がに股や内股歩きでは、長時間歩くことはできません。まっすぐ立った時の姿勢を保つように歩きましょう。

目線と呼吸
- 目線は10〜15メートル先を見ましょう。
- 呼吸は足の動きに合わせて「吸う吸う」、「吐く吐く」。
- ひじは軽く曲げ、腕をコンパクトに元気よく振ると速く歩けます。
靴選び
- 歩きやすい良い靴は、裸足の状態が保てる靴です。5本の指が広がって地面を踏めるような靴を選びましょう。
- かかとが上がった時に、かかとが靴にピッタリついていることも大切です。かかとをトントンと地面に着けて、靴ひもをしっかり結び直しましょう。
