タバコ(禁煙)
タバコと病気

厚生労働省によると、日本人男性の約43.3%、女性の約10.2%が喫煙者です。喫煙者は非喫煙者に比べると男性で4倍、女性で約2倍も心筋梗塞・狭心症にかかる確率が高いといわれています。
たばこの煙には200種類以上の有害物質が含まれています。 有害物質は、体内に入ると血液に溶けて、全身を回り、さまざまな部位に障害を引き起こします。

受動喫煙の影響

タバコの煙には、喫煙者の肺に入る主流煙、火のついたタバコの先から立ちのぼる副流煙があります。主流煙に比べ、副流煙には多くの発がん性物質や刺激性物質が含まれているため、非喫煙の家族や周囲の人もたばこの影響を受けています。(受動喫煙)
ニコチンは依存症をつくる
たばこに含まれるニコチンは、長期間摂取することで「吸わずにはいられない」依存状態を
つくりだします。
よくみられる離脱症状とは?
禁煙をすると、個人差はありますが、次のような離脱症状(禁断症状)が出現することがあります。これは、ニコチン漬けになっていた体の中からニコチンが抜け出すために見られます。通常、禁煙後3日以内にピークとなり、少しずつ消失していきます。
タバコがどうしても吸いたい時の対処方法は?
- ● ガムを噛む
- ● 水やお茶を飲む
- ● 深呼吸をする
- ● 体操をする
- ● 歯を磨く
- ● 音楽を聞く
・・・など。自分に合った方法を選びましょう。