肥満
肥満、特に内臓脂肪型肥満は、生活習慣病の改善によって防ぎ、治しやすい肥満です。
運動不足、ストレス、喫煙などの原因とともに、大きな原因となる食生活の乱れ。
今一度ご自分の食生活をチェックしてみましょう!

タンパク質をしっかりとる
- 魚・大豆・卵・牛乳などのタンパク質食品が不足すると、糖質(ごはんやパンなど)や脂質のとりすぎを招きやすく、結果としてエネルギーがオーバーしがちです。毎食の食事には必ずタンパク質食品を使った料理をとるようにしましょう。
調理法に変化をつける
- 「揚げる」「炒める」といった油を使う調理法と、「煮る」「蒸す」「焼く」といった脂肪を減らす料理法があります。 家庭でも外食でも、調理法に変化を持たせ偏りのないようにしましょう。


「まとめ食い」をやめる
- 肥満者は「朝食を抜く」「夜たっぷりまとめ食いをする」という傾向が強く、夜食症候群(ナイトイーティング・シンドローム)と呼ばれます。空腹時間が長いと、摂取したエネルギーを貯蔵にまわそうとする体の適応反応が起こるためです。1日の総摂取エネルギーが同じなら、3回より5回に分けて食べた方が太りにくいということも証明されています。残業で夕食が遅くなるような場合は、おにぎりひとつでもおなかに入れておいて、過食を防ぐことが大切です。
「早食い」をやめる
- 血糖値が上昇して脳の満腹中枢が刺激され満腹感が生ずるまでには、食事をはじめて20分ほどかかります。早食いをするとつい食べ過ぎてしまいます。家族や友人と食卓を囲んでゆっくりと味わうことで、腹八分でも満足感が得られます。
アルコールはほどほどに
- アルコールは1グラム7キロカロリー。1日の適量は日本酒なら1合、ビールなら大ビン一本、ワインならグラス2杯弱までです。中性脂肪が高い人はなるべく禁酒を。