低栄養
「健康のためには粗食がいちばん!」と思っていませんか?
偏った食事のとり方によって栄養不足の状態、いわゆる「低栄養状態」になる人が少なくありません。
それは「健康のためには肉より野菜」などといった思い込みが一因。健康に気遣い食事に配慮している方でも低栄養に陥りやすいのです。
70歳を超えたら定期的に健康チェックをしながら、低栄養を予防していくことが“元気で長生き”の秘訣となります。
こんなことはありませんか?

「たくさん」より「まんべんなく」
- この10の食品群をまんべんなく食べましょう。
- 1.肉
- 血液や筋肉のもと。1日薄切り肉3枚(70g)を目安に。
- 2.魚介
- 血圧を下げるタウリンが豊富。1日1切れ(80g)食べましょう。
- 3.油脂
- 効率よいエネルギー源。1日1回使いましょう。
- 4.卵
- タンパク質食品の王様。1日1個を目安に。
- 5.海草
- 1日1品食べて老化予防のミネラル補給。
- 6.牛乳・乳製品
- 丈夫な骨づくりには、1日1本(200cc)の牛乳から。
- 7.大豆・大豆製品
- 抗酸化物質が豊富。豆腐なら1日1/3丁(100g)を目安に。
- 8.緑黄色野菜
- 野菜の色素には健康機能がいっぱい。ゆでて、煮てたっぷりとろう。
- 9.いも
- 1日1品食べて、食物繊維効果で腸すっきり!
- 10.果物
- 1日1品でビタミン補給。